キャリーケースの怖さ
先日の迷子猫は無事に保護され本当に何よりでした。
捜索関連は終了として、ここでは啓発の観点で犬猫と暮らす皆様にお読み頂けたらと思います。
今回脱走に至る原因は、キャリーケースを破られてとのことでした。
爪が伸びていて、病院で爪切りをしに出掛ける一瞬の出来事です。
これは実際の画像です(飼い主さんより許可を頂いてます)
古くて劣化しているケースだったのかなと思いきや、なんと今年買われたばかりという…
私自身も猫の想像以上の強さは以前から肌身に感じていますが、改めて爪や力の強さを思い知りました。
使用の際は「キャリーを大きな洗濯ネットで包む」などの習慣付けや、出来ることなら移動用にはソフトタイプよりハードタイプのほうが良さそうです。
ハードタイプだから安心という過信にもご注意ください。
出入り口がキチンと止まっていなかったことによる脱走も多く聞きますので、移動などで家猫と外出時は、本当にやり過ぎぐらいの脱走対策で丁度良いと思います。
今年も残り半月ほど。
大掃除や年末年始の買い出し等で玄関を開け閉めすることも多くなると思われます。
好奇心旺盛な犬猫達は、その隙を狙っているかもしれません。
活動を通じ、脱走は常にロードキル等による死との隣合わせを感じておりますが、特に真冬の脱走は動かなくとも生死に直結します。
普段からの意識付けだけでも脱走は大きく減ると私は思っています。
何かと慌ただしい師走も、安心安全第一で過ごして頂けたらと願います。