捕獲依頼/TNR相談

猫の捕獲依頼がありました。
少し前から家の庭に居着くようになった子がいてご飯をあげているが、それだけではダメと思いTNRの相談でした。

取り敢えず現場を見て依頼者さんと打ち合わせをし、翌日捕獲することに。

予定通り翌日捕獲し、予約してた病院にて次の日にオペ。
リリース前提でも、依頼者さんは検査駆虫ワクチン等もしてくれました。
オペ後は数日お預りして安静にしてもらい、リリースとなります。

リリースは忍びない思いも感じつつ、既に2匹迎え入れて年齢的にもこれ以上は厳しいとのご判断でした。
それでも最低限のことはしたいという気持ちにとても嬉しく思いました。

術後なので数日安静にしてもらいます

そして数日後

4月24日
オペ後にお預りしていた子のリリース。
何も考えずに放すと、道路に向かってぶっ飛んで行く場合もあるので慎重に…

依頼者さんが庭に作った猫ハウスに逃げ込んでくれて、私の役目は完了です。

しかしこのハウス…素晴らしい。
あの子への気持ちをとても感じました。

ここまでする人は多くないですが、それは人それぞれと思います。
大事なことは、この子からもう悲しい子が増え続けることはないということ。

依頼者さん、これからもお世話よろしくお願いします。
ご相談ありがとうございました。

最後に

私個人的には、外猫にご飯をあげている人を悪くは思いません。
もちろん場所により許可や近隣のご理解等も必要な上で。

しかし、ただご飯をあげるだけではそこに猫が増え続ける一方です。

野良猫はすぐ死ぬからなんて悲しい言う人もいます。
そうではなく、すぐ亡くなってしまう子達を増やさない為に、TNR活動が年々認知されてきています。

可愛いから、可哀想だからという優しい気持ちはとても理解出来ます。
今も大事ですが、その子達のもう少し先まで考えてあげられるのは私達人間です。

ご飯をあげるだけではなく、可哀想な子達を増やさないために、もう一歩進んでみませんか?
そんな優しい方を応援し、捕獲が難しい方はお手伝いもしますので、ご相談頂ければと思います。

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