迷子を探している人、迷子を保護した人へ
迷子になってしまった犬猫達。
その子の不安はもちろん、逃してしまった罪悪感やその子の無事を願い、不安で胸が張り裂けそうになる飼い主さんを何人も見てきました。
周りに頼れる人がいないと、余計に辛くて何をして良いかわからない感覚になると思います。
そんな方々に協力し、一緒に頑張って見つけよう!と背中を押してあげたくて、迷子探しのサポートをしています。
まだSNS等で助けを求められる人もいれば、ネットを使っていない人もいて、パニックで何をどうして良いかわからない人もいます。
迷子に関わった経験もなければ、探し方なんてわからないものですよね。
最低限、まずは警察や保健所には迷子の届けをして欲しい。
運良く保護した人が届けてくれることも多いからです。
そして、迷子と思われる子を保護してくれた方へ。
保護出来たということは、相当な怪我をして弱っているか、ベタベタの甘えっ子ならどこかのおうちで暮らしてた子だと思ってください。
可愛いと、ついおうちへ連れて帰りたくもなります。
取り敢えずは必要な対応と思いますし、優しい方だからこそ出来ることだと思います。
でも、どこかのおうちの子かも知れないと思ったら、飼い主さんを探してあげてください。
警察や保健所に迷子の届け出をしてください。
近所の数件に聞いてみたとか、SNSに1回投稿してみたとか、それじゃ必要な人には届きません。
いつも地域の方全てに情報届けたいと思っている私達でさえ、殆ど広まってなくて焦ります。
知らぬ間に飼われたり譲渡されたりしたら、飼い主さんはどうなるでしょう?
その現状すらわからなくて、今も迷ってると思いずっと自分なりに探してるかも知れません。
逃したほうが悪いよねって言う方も実際います。
でも逃したくて逃す人なんてそうそういません。
拾った者勝ちなのでしょうか?法的にもそうではないと思います。
今も行方がわからず、生きていると信じて探してる方々がいます。
どうか、そのような方々の思いも感じて頂き、保護した際はもう一歩行動して頂けるとこを願っています。