間に合わなかった迷子捜索
先日の迷子案件で私達のことを知り、捜索相談がありました。
毎朝、外に出している子が帰って来ないとのこと…
しかも既に2週間経っている…
それって迷子なのか、家出なのか…
言いたいことは色々ありつつも、何よりまずは無事に帰ってからでいい。
とにかく動こうと、捜索担当の仲間がすぐに対応してくれました。
まず迷子届けを出すこと、迷子チラシに書く内容等を細かく丁寧にアドバイスし、チラシもすぐ作り今日からポスティング開始という時に…
警察から連絡がありました。
その子は車に轢かれ亡くなっています…と。
首輪が特徴的なのでよく覚えていますと。
本人も猫好きという優しい警察官が現場まで案内してくれました。
残念ながらかなり早い段階で事故にあったようで、遺体は既に処理されています。
気付いた時に届けを出していれば、その子はどんな姿であれ飼い主さんの元に帰ることが出来たのです。
捜索開始の直前に終了…
やるだけのことはやろう!と意気込んでいた仲間達も、何とも言えない気持ちです。
今回、警察の方が覚えていなければそのまま捜索は延々と続いていたことでしょう。
そういう意味では、冷静に考えてどこかで区切りを付けられることは良かったと思います。
今でも外に出す飼い主さんは結構いらっしゃると思います。
そしてこのように事故に合い亡くなるケースも多いですし、行方不明なままのケースも多いのが実情です。
せめて、迷子になったと思ったらまずは迷子の届けを出しましょう。
帰ってくるのを待つのではなく、自分から動きましょう。
何をして良いかわからなければ、とにかく誰でも良いので相談してみてください。
きっと誰かと誰かが繋がり、アドバイス等もらえると思います。
何かのご縁で家に迎え入れた家族と思います。
守れるのも家族の方々です。
誰もが望まない終わり方を迎えることのないよう、強く願います。